東北の「今」を知る交流会

平成26年3月1日と2日に交流委員会事業「東北の「今」を知る交流会」がおこなわれました。

仙台空港にて村松委員長(197cm)より高い位置まで水が来たそうです。

2011年3月11日の東日本大震災から3年がたつなかで復興の現状と復興に尽力している人達のお話を聞き、自分達が何が出来るか?を考えさせられました。

石巻YEGの皆さんに事業所をみせていただき震災の体験談や会社をどのように立て直していったかの貴重なお話を聞くことが出来ました。
中川木材(株)中川社長
会社の売掛金のデータを失わないように津波が来る前にPCのサーバーを持って2階まで行ったそうです。1階は完全に水没したので判断が正しかったと言われていました。津波に浸った木材の再利用などお話を聞くことができました。

(株)アベ電設工業 阿部社長
阿部社長は被害が大きく家と会社が全壊しました。生きることに懸命になり判断を間違えていたら命が無かったなど壮絶な体験談をお聞きしました。震災後こどもの心のケアに尽力している話や助け合いが重要で休み無く働いている話などもお聞きしました。

宏和機工(株) 伊藤専務
水没して機械が使えなくなりライフラインも回復するまでに3ヶ月掛かり、泥の除去などは手作業でおこなったなど震災後の会社の復興についての実体験のお話を聞くことが出来ました。工場も見せていただきどの程度まで水位が上がったのか教えていただきました。

今回の交流会を快諾していただいた石巻YEGの山田会長は事業所が旅行代理店であり今回の企画でガイドまでしていただけました。山田会長からは道中部員の体験談や実際に行った場所の説明を細かくしていただけました。

3月1日の夜は石巻YEGのメンバー方々と夜遅くまで交流をしました。目隠しをして石巻の名物、小牧の名物をお互い当てあう企画などもあり大変盛り上がりました。


他にも紹介しきれませんが今回の交流会で得たことは5月の「産業フェスタ2014」にてブースを設け物産販売も企画中なので産業フェスタの青年部ブースに見に来てくださいね。